［コメント］

数ある仕出し弁当業界から、慶応2年、創業158年の株式会社西原屋という仕出し屋を見つけ入社致しました。
そこでは創業158年にわたり伝統の味を引き継ぎ、そして更に本物を追い求めて現在まで受け継がれてきた業界の仕込みから調理、盛り付け、集計、配達、回収、洗浄場、営業と全ての業務に携わり仕出しの基礎を学ばせていただきました。

その後、料理をもっと学びたいと思い、入社したのが株式会社MUGEN。
ここでも下積みからスタートしてあまりの厳しさに今までの人生で初めての挫折を経験し一時はギブアップ寸前まで追い込まれたこともありましたが、なんとか這い上がり料理長として６年間勤務する事が出来ました。

MUGENを退職後、日本三大料亭と言われている金田中にて日本料理の基礎から応用まで学ばせて頂きました。
そこで特に感じたのが『食は魅せ方と組み合わせ』でした。同じ食材でも魅せ方や組み合わせで良くも悪くも変わってしまう。味付けはもちろん大事ですが、 視覚とバランスがどれだけ味を左右するかを改めて考えさせられました。

弊社の給食事業は価格もお手頃な為、そこに料亭で出るような高単価の食材を組み込むのはなかなか難しいところがあります。
今までの経験をお弁当や給食に生かせるよう見て美味い、食べて美味しい更には健康を追求した誰からも愛されカッコイイ給食産業を目指し日々精進いたします。